単に「頭痛がする」といっても原因は個々に違います。
風邪や眼精疲労、また精密検査を必要とする重度の病気である可能性もあります。
ただ、「どの診療科を受診したら良いのだろう」という経験をされた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
元住吉クリニックでは内科系疾患をはじめとし、不定愁訴(なんとなく体調が悪い・原因がはっきりしない倦怠感など)といった症状まで総合的に診療を行い、診断や治療を行います。
具体的には、風邪やインフルエンザ、国民病ともなっている生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)、気管支喘息、花粉症、アレルギー疾患、頭痛、不眠症などの一般内科診療を行います。
生活習慣病は高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣や体質に依存して起こる慢性疾患を指します。
生活習慣病は初期症状で何も特徴のない事が多く、病気が進行し様々な合併症での症状が現れます。
生活習慣病は主に心臓病、脳卒中、大動脈の病気、腎臓病などの危険な病気のリスクが高く、その予防にも一層配慮する必要があります。
生活習慣を変える事から治療を始めます。食事の取り方、内容、運動の種類や量、嗜好品(たばこやお酒)、睡眠時間など幅広く考えることで効率よく治療を行います。当院では皆様に応じた生活習慣の見直しやアドバイスを行い、適切な診断と治療、管理を行います。
生活スタイルの見直し
厚生労働省により2000年3月に生活習慣病の予防や健康づくりの「健康日本21」が発表されました。
従来の病気ごとの対策(予防、診断、治療)を行うのではなく、生活習慣病のくくりで総合的な対策を行う内容です。一例として「塩分を控える」「喫煙率を下げる」など、国民の生活習慣の改善、そして病気の発症率を低くする施策内容となっております。
生活習慣病は生活習慣だけでなく、その人の生まれ育った環境や先祖からの遺伝的な要因も関与しているため、複雑だと言われています。
ですが、その中でも関わりが深いのは生活習慣です。
まずは少しでもよいので生活スタイルの改善からはじめていくことが大切です。
◎ 高血圧症
血圧が高い状態が続くと血管に負荷がかかり、血管を傷め、血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。
高血圧の原因は遺伝要因と食生活や喫煙、飲酒、または運動不足などの環境要因が重なり引き起こされると推測されています。
◎ 脂質異常症
血液中のコレステロールや中性脂肪が多い疾患です。余分な脂肪は、動脈の壁にくっつき血管を硬く狭くし動脈硬化を引き起こします。
脂質異常症の原因はカロリー過多や喫煙、飲酒、運動不足などに関わりがあると考えられています。
◎ 糖尿病
血液中のブドウ糖濃度である血糖値が高くなる病気です。
膵臓から分泌されるインスリンが、血液中のブドウ糖を細胞に取り入れますが、インスリンが不足したり、働きが悪くなるとブドウ糖が取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度である血糖値が高くなってしまいます。
血糖値が高い場合、体の細胞にブドウ糖が十分供給されないため全身の細胞の働きが悪くなります。